市川果樹園について

代表挨拶・経歴

市川果樹園は、中野市のシンボル「高社山」のふもとにあり、遠く長野市まで見渡せる日当たりの良い斜面には、りんごやぶどうなどの木々が広がっています。

私たちは美味しくて安全な果物をつくるためにまずは健全な土づくりが最も重要であると考え、40年以上にわたり化学肥料や除草剤などを一切使用せず土づくりにこだわり続けてきました。

その結果、高い糖度、味をひきしめる酸味、果物がもつ香りとうま味を引き出すことができました。

今後もより美味しくて安全な果樹栽培を心がけ、皆様に”感動”と”ワクワク”をお届けできるよう精進してまいります。

市川大輔


市川大輔 プロフィール

1994年3月 長野県立中野西高等学校卒業
1998年3月 東京農業大学農学部農学科卒業
1999年3月 長野県果樹試験場
1999年4~6月 ニュージーランド果樹農家研修
1999年7月 市川果樹園就農
所属:長野県農業青年クラブPALネットながの、下高井農業青年クラブぽぷり、(公社)中野青年会議所(卒業)

好きなこと:前向きな人と遊ぶ。音楽を聴く。トランペットを演奏する。新しいことに挑戦する。ニュージーランド。バックパッカー。健康に良いことをする。妻とデートする。子供とランニングする。とにかく一生懸命物事を最後までやる。手抜きをしない。いろいろな人と出会う。旅行。美味しいラーメン屋探し。美味しいスイーツ探し。フェイスブック。畑で仕事をする。複雑で大変でも楽しいこと。読書。とにかく楽しいことが好き。 苦手なこと:整理整頓。お世辞。ただやればいいだけのお仕事。簡単でもつまらないこと。梅干し。セロリ。らっきょう。寂しいこと。一人旅。無理をすること。健康に悪いこと。タバコの臭い。お酒。大食い。早食い。早とちりな人。パソコン。絵を描くこと。子守り。

市川由紀子 プロフィール

神奈川出身。
東京農業大学農学部林学科(地域環境科学部森林総合科学科)卒業後、東京都内の建設コンサルタント勤務。

2002年大輔と結婚、信州中野・市川果樹園へ。 父は道産子、母はうちなーんちゅ(沖縄人)。

北海道の父の実家は、上富良野のラベンダー畑、美瑛の丘に続く広大な畑が目の前に広がり、沖縄の母の実家は首里の城下町、青い海も身近にありました。生まれも育ちも神奈川県は小田急沿線の私ですが、幼い頃から毎年訪れていた祖父母宅からの景色は、私にとってあたりまえの風景でした。

小学校よりガールスカウト活動を続け、アウトドアな活動が好きになる。中学時代の職業適性検査では「土木関係」と診断され、乙女心にショックを受ける。でも、今思い返すとなかなかいい線いっているものですね。環境教育に興味をもち東京農大へ入学。(大学時代は学業をさておき応援団吹奏楽部の活動にどっぷり浸かり。。大根踊りの後ろでトランペットを吹いていました。)

卒業後は、大学で取得した測量士補の資格を生かすべく入社するも、配属先では鉛筆やパソコン(CAD)で図面を作成する日々。外での農作業の清々しさに憧れを抱いて、信州中野へ嫁にきました。ところが…子育てしながら出来る仕事を…と気が付いたら、今も毎日、パソコンの前が私の指定席になっています。 いつまでも新鮮な目線で、果樹園の今を皆さまにお伝えしていきたいと思います。

好きなもの:4才の頃から習ったエレクトーン。高校~大学時代、吹奏楽部でトランペット吹き。手芸いろいろ広く浅く(子供に手作りの服を作って着せたい!けれどなかなか手がつけられません…)。

資格:普通自動車免許・フォークリフト運転者・測量士補、など

経営理念

スローガン
顔と顔、心と心を結ぶ果物の里―。
ミッション(私たちの使命)
お客様へ「感動」と「ワクワク」をお届けすること。
遊休荒廃地を活用し、地域の資源を守ること。
家族、従業員の幸せを醸すこと。
ビジョン(今後の展望)
2012年現在、栽培面積 約4ha。
10年後に20haを目指し、規模拡大中。
バリュー(私たちの価値観)
栽培姿勢、こだわり
・土づくり
・生産者からお客様へ、直接農産物をお届けする
私たちのこだわり

・美味しくて安全な果物づくりには、健全な“土づくり”が最も重要であると考えます。 44年にわたり、化学肥料は一切使用せず(除草剤は創業以来使用せず)、有機肥料による土づくりをすすめてきました。

13年前より、魚カス・カニガラ・菜種油カス・海草などの有機物を混合した有機肥料、キノコ廃培地を利用した有機肥料による土づくりを継続しております。(除草剤については、創業以来一度も使用しておりません)

・果樹栽培には、熟練した剪定技術が不可欠です。

りんご栽培に50年携わった父の元、安定して高品質の果実が収穫出来ております。

・果物は、完熟した実から順に選び収穫、ひとつひとつ目視による厳しい選果を経て発送されます。

また、収穫後の取り扱いが新鮮さにつながりますので、ぶどうは収穫したその日に荷造り発送、りんごは収穫直後に冷蔵保存し、美味しさが損なわれない内にお客様の元へとお届けしております。

・自分の子供に毎日でも食べさせたいもの、お客さまに安心してお薦め出来るもののみを取り扱っています。

りんごジュースは一切の添加物不使用、7種のりんごを搾った当園だけのオリジナル商品です。果物が本来持つ香り、甘味、酸味を最も活かした加工をしております。

市川果樹園ロゴ

以上の思いを込めた、市川果樹園のロゴとなっております。

(2011年1月お披露目、使用開始)

栽培姿勢・こだわり

半世紀継続している有機肥料による「生きた土」づくり

当園では、53年前より堆肥による土づくりに取り組んでおります。また、22年前より有機肥料による土づくりを継続しております。

魚カス、カニガラ、菜種油カス、海草をはじめとした有機物を混合した特別な有機肥料を使用しております。土壌に深刻な影響を与える化学肥料は44年以上一切使用しておりません。除草剤は創業より一度も使用しておりません。

今後も基礎を崩さず、より一層「生きた土」による果樹栽培を実践してまいります。(2021)


あたりまえの草生栽培

元からそこにある生態系を大切にしています。

5月~10月までの7か月間で5~6回くらい草刈りを行います。刈った草は、土中のミミズや微生物に分解され、肥料となり、やがて土にかえります。 ミミズが耕してくれたフカフカな畑は、近隣のイノシシ達御用達?!当園の園地をわざわざ選んで、イノシシは鼻で土を掘り返していきます。食糧となるミミズが沢山いる証拠ですね。

除草剤はもちろん、創業より一度も使用したことはありません。

私たちは、環境に優しい農業を目指しています。


高社山南麓は美味しい果物の宝庫

高社山の南西にある市川果樹園の畑は、陽当たりが良好。

日の出から夕暮れまで、一日たっぷり太陽の光を浴びた果実は、良く色づいています。

また、昼夜の寒暖差が大きい気候のおかげで、甘味と酸味の増した味の濃い果実が育ちます。

豊富な雪解け水と果物の生育に適した降水量、火山灰土で水はけのよい扇状地。

きれいな水と豊かな大地に育まれた果物は自然からの恵みの結晶です。


子供たちに毎日食べさせたい果物だけをつくります

まずは、自分たちの子供に毎日食べさせたいと思える果物づくりが基本です。

お客さまに安心してお薦め出来るもののみを取り扱っております。

果樹栽培においては安全を遵守し、りんごジュースをはじめとする果実加工品は、添加物を使用しない、より安心で果物の味を生かした製法を続けてまいります。


私たちのつよみ、それは生産者であること

当園の一番の強みは「自らが生産者であり、収穫した全ての農産物及び加工品を、全量自前で販売していることです。

生産者だからこそ、お届けする全ての商品についてのご質問にお答えできます。どうぞ安心してお召し上がりください。

また、美味しい果物はもちろんのこと、皆様に果樹園の”感動”と”ワクワク”をお伝えしたい!その気持ちを大切に,市川果樹園より心をこめてお届けいたします。


土づくり

美味しくて安全な果物を作るために欠かせないのが【土づくり】です。

市川果樹園では、40年にわたり有機肥料のみを使い、除草剤を一切使用せずに健全な土づくりを継続しております。

周辺環境

市川果樹園は、長野県北部の中野市にあります。


中野市のシンボル高社山(こうしゃさん)のふもと、東に志賀高原、西には遠く北アルプスの山並みが一望でき、眼下に広がる善光寺平は遠く長野市まで見渡せる陽当たりの良い南西向きの扇状地に果樹畑が点在しております。


歴史

市川果樹園のはじまり・・・。

江戸時代の中頃、初代が長野県松代より越の地にまいりました。その後、畑を耕したのがはじまりでした。

当時、親類縁者のいなかったご先祖様は、近隣の皆さんに親戚付き合いをしていただけるよう、お願いをしたそうです。そのお付き合いは、今も冠婚葬祭時など、強く残っています。

果樹栽培を始めた頃。

昭和10年頃、祖父・良市(よしいち、8代目)が高校生の当時、田んぼだった土地に曾祖父・信友(のぶとも、7代目)がりんごの木を植えたのが、果樹園としてのはじまりです。

当時科野村とよばれていた当地周辺では、米、柿、養蚕が盛んでした。祖父から聞いた話ですと、科野村でりんご栽培をはじめたのは、曾祖父が一番早かったそうです。

(当時の栽培品種:国光)


昭和10年頃 りんご(国光)栽培開始

昭和42年  すもも(ケルシー)栽培開始

昭和47年  ぶどう栽培開始


父、産地直送を始める

昭和49年 父康蔵(こうぞう、9代目)が産地直送販売を始めました。

時はまだ、今のように便利な宅急便などなかった時代、りんごは国鉄の貨物列車に載せられて、お客様の元へと運ばれました。


昭和49年 りんごジュース『狸囃し』販売開始

昭和50年 10代目大輔誕生


平成に入って あんずジャム販売開始

・・・

平成11年 4月~6月 大輔、ニュージーランドの大規模りんご農家へ研修に行く

大輔、果樹園就農

平成11年 7月1日 大輔、市川果樹園へ就農しました


平成14年 大輔結婚。

平成15年 1月、干し柿の販売開始

平成23年 ふるさと定期便はじまる

平成24年 無添加りんごジュース「狸囃し」 モンドセレクション2012金賞受賞

無添加あんずジャム モンドセレクション2012銀賞受賞


―江戸時代から続く農家、ますますがんばってまいります―

スタッフ紹介

市川果樹園の家族を紹介いたします

大輔、果樹園就農

平成11年 7月1日 大輔、市川果樹園へ就農しました

市川果樹園代表:市川大輔

卯年。とっつきのよい性格。農家の集まりだけでなく、異業種交流にもあちこち出掛けて刺激を戴いています。(かな~り家にいない三児の父です)

代表妻:市川由紀子

辰年。2004年、神奈川からヨメにきました。 口下手なので日々緊張しながら電話応対しております。

長男:りんごっこ1号 猿年

大人の言うことは忠実に聞く、気真面目タイプ。

次男:りんごっこ2号 犬年

忠告は十にひとつしか耳に入らない、楽天家。

長女:りんご姫 寅年

叱られたことを百倍に受け止めてしまう敏感な子。

父:市川康蔵

休日は山へ芝刈りに!趣味のゴルフは、近隣のアマチュア愛好家にその名を轟かすほど!?。

母:市川弘子

我が家の栄養士さん。
畑仕事の後は、お花畑の草取りに精が出ます。。

弟:市川厚志

年間十数回の草刈りと出荷を担当。
暑い日も寒い日もがんばります。手先が器用。。

受賞歴・メディア掲載情報

受賞歴

モンドセレクション2012
金賞受賞
りんごジュース『狸囃し』

モンドセレクション2012
銀賞受賞
あんずジャム

メディア掲載情報

2012/6/20 SBCラジオ出演

「おとなりラジオあらら…」腹ペコ一番!ごちそうハンター

2012/6/17 日本農業新聞

2012/6/1 信濃毎日新聞

2012/5/25 北信ローカル

2012/5/25 北信タイムス

市川果樹園概要

販売業者 市川果樹園
事業形態 果樹生産及び販売
(宅配による産地直送 北海道から沖縄まで随時発送中)
代表 市川 大輔
所在地 〒383-0005
  長野県中野市越108
  TEL:0269-26-7092 FAX:0269-26-1332
交通案内 ・お車でお越しの場合
 上信越道信州中野I.C.より30分、または豊田飯山I.C.40分
・電車でお越しの場合
 北陸新幹線長野駅―乗換え(長野電鉄線特急30分)―長野電鉄信州中野駅
―信州中野駅より車・タクシーで15分
 北陸新幹線飯山駅より車・タクシーで20分
※お越しの際には、事前にご連絡を戴けますようお願い申し上げます。
(私共は観光農園ではなく、店舗がございません。基本畑で作業をしております。)
特に土日祝日は不在になりますのでご了承ください。
地図
栽培品目 果樹15品目
販売品目 りんご、ぶどう、プラム
りんごジュース『狸囃し』
長野県産りんごの花はちみつ など